DRIFT MAX 第5戦 鈴鹿サーキット

開催日時:2012年6月3日(日)21:00~

開催場所:鈴鹿サーキット/天候変化

またMAXの暴走により進入速度250キロ以上。

さて前回はオートポリスを彷彿とさせるようなハイスピード進入で「こんなとこで全開進入じゃあまともな追走なんて…」という声が多かった。今回は気を取り直して、観客の方が安心して追走接近戦を楽しめるような場所を選ぶはず。う~んニュル北で良いコーナーないかな~なんて思っていた矢先にMAXの一声、

「鈴鹿の1コーナーでやるっ」……∑(゚□゚(゚□゚*)ナニーッ!! え、MAX先生あそこはクラブマン以上にストレート長いですけど…。

「無理だよ~」とボヤくメンバー達を尻目にMAXはさらに暴走してハードルを上げていく。

 

 

①まずスタート地点は鈴鹿最終シケイン出口に設定。そのストレートエンドの速度を270km/h超まで引き上げる。

②審査区間はS字の1個目左コーナー(3コーナー)を抜けるまでとし、2コーナー出口から3コーナー左までの短い直線は繋げる。

③さらに理不尽さの境地とも言える天候変化有り。

 

D1グランプリ 2012鈴鹿の審査区間はこの1~2コーナーで行われましたので、このタイミングでこの場所で開催しておくのは賛成ですけどね。例によって今回も大会の模様は「DwMAX公式生放送」で実況生中継させていただきました。ご視聴いただいた方、有難うございました。

単走リポート

今回の単走では、1コーナー飛込みでエスケープゾーンにε=ε=ε=((o_ _)oズザーして0点というパターンが多く見受けられました。路面状況が刻一刻と変わるので振り出し位置の見極めが難しいというのもありますしね。

また、ドリフト自体上手くキメていても進入の仕方で点数が伸び悩んだ方も多かった。1コーナーに対して直線右側から逆振りでの進入はそれだけで大幅減点、そしてケツを出す前に意図的に減速していた場合は格好悪いということで0点となります。オーバースピードで曲がりきれない場合は、その分振り出し位置を手前にしてくださいってことですね。

 

あとは意外と1~2コーナーは上手くいっても3コーナーへの繋ぎでグリップが戻って減点というケースも。コンフォートハードならパワーで誤魔化せますが、コンフォートソフトでは2コーナー立ち上がりアウトクリップをかなり奥目に取らないとこの短い直線は繋げられません。

常連メンバーは安定して追走進出を決めた。

まず初っ端からドシャ降りの雨。そんな中いきなり魅せてくれたのは「orangethree4869」。今回はFerrari 599 '06での登場だが、この人の持ち味は何と言っても角度!この鈴鹿1コーナーですら深いアングルを意図的に決めてくる。99.98を獲得して後続にプレッシャーをかけた。

 

第1戦、第2戦を連覇し、現在ポイントランキング断トツ1位に輝いている「TeamPerformer」。しかし今回衝撃のマシン変更。TeamPerformerと言えばお馴染み蒼いMercedes-Benz SLS AMG '10だが、新たに投入されたマシンはBMW M5 '08だ。しかしその走りは流石である。減点するところが無い完璧なライン取りで1本目から99.9を獲得。やはりドリコン上位に君臨するためには”ミスしない安定感”というのが大前提にあると感じさせられた。

 

今回は天候変化でイコールコンディションでは無いので、単走最速番長決定戦は行いません。…が、297km/h進入を見せてくれたのは「Courtney1203」。点数自体は95.0で止まってしまったものの、自分が何キロ出ていたかを聞くと「297km/h出たの?やった。」と、ぼそっと呟き満足していました。

 

※ちなみに右の写真は追走には進出出来なかったものの、その派手なカラーリングで会場を鮮やかに彩った「k-mishi3473」のアヴェンタドール。スターターのyamayu-7が「GO!!」と何回も合図するも、ただひたすらカメラ目線でタイヤを左右にギコギコ動かしていたのには運営全員大爆笑でした。色彩センスについては、人それぞれですからノーコメントです。ヾ(@>▽<@)ノククククッ

新たな刺客、その名はkagi-shonma_3。

では単走で目立っていた人を何人かピックアップして紹介しよう。1人目は「kagi-shonma_3」。この方の特筆すべき点は正確無比なライントレース技術だろう。1~2コーナーの間でアウトクリップへ向けて意図的に直線的に飛ばしており、車を自由自在に操っていると感じた。1本目の走りで99.0を叩き出した後、明らかに2本目はドカンッと角度をつけていたので勝負に出てきたのがわかる。2本目は2~3コーナーで軽く戻ってしまったところを見ると、おそらく普段はコンフォートハード規格をメインに走っているのではないだろうか。コンフォートソフトの規格でもすぐに上位常連になることは間違いなさそうだ。

 

2人目はPontiac GTOを駆る「qaz_3_9_6_」。このPontiac GTOという車、Formula Driftでリース・ミレンが乗っていた車種で、エアロを付けると非常に格好良いが、逆に純正状態では単なる大衆車。GT5では何故かスタンダードカーとして収録されており、その本来の格好良さを封印されたGTOを相棒として選ぶ者は少ない。だが今回、qazは走りで魅せてくれた。若干アウト側にはみ出ながらもアクセルを離さずに四輪全てのタイヤから白煙モクモク状態。「魅せようとして失敗」と本人はコメントしていたが、ポイントもGETして十分珍しい車で会場を盛り上げていただきました。

最高得点は誰の手に…

栄えある単走得点No.1は……「jackgtr34」です。ってまたかいっ!もう毎度のことなんで詳細は割愛しますw

…にしてもこの貫録。

単走結果

単走順位 ドライバー 搭乗マシン 得点
1 jackgtr34 Aston Martin V12 Vantage '10 99.99
2 orangethree4869 Ferrari 599 '06 99.98
3 TeamPerformer BMW M5 '08 99.90
4 KuroNeko-Coffee Ferrari F40 '92 99.80
5 kagi-shonma_3 Lexus LFA '10 99.00
6 burazel Nissan SKYLINE GT-R V・spec (R33) '97 99.00
7 SILVX180 Ferrari 430 Scuderia '07 95.00
8 Courtney1203 Ford GT '06 95.00
9 qaz_3_9_6_ Pontiac GTO 5.7 Coupe '04 95.00
10 hayahaya1jz Chevrolet Corvette ZR1 (C6) '09 95.00
11 XSA-ER34 Mercedes-Benz C 63 AMG '08 90.00
12 K-ONTHEHAOU RUF CTR "Yellow Bird" '87 88.00
13 brian2696 Mazda RX-7 Spirit R Type A (FD) '02 85.00
14 dc5fd1 Ferrari 458 Italia '09 80.00
15 MAXtakuma18 Aston Martin DB9 Coupe '06 80.00
16 z53214 Dodge Challenger SRT8 '08 60.00
17 Kariki81 Ferrari 599 '06 60.00
18 Bull-Mercury RE Amemiya RE Amemiya FD3S RX-7 50.00
19 kuroneko-bass Chevrolet Corvette ZR1 (C6) '09 40.00
20 XxALVIAxX TVR Tuscan Speed 6 RM '00 50.00
21 azairu Nissan 180SX Type X '96 50.00
22 k-mishi3473 Lamborghini Aventador LP 700-4 '11 40.00
23 f-yam-t Ferrari 458 Italia '09 0.00
24 mahuyud1 Art Morrison Corvette '60 0.00
25 ts3528 Mazda RX-7 Spirit R Type A (FD) '02 0.00
26 SKYLINE370 Ferrari 430 Scuderia '07 -

追走リポート/BEST8


追走はホームストレート1つ目の看板下から2台並んでスタートとなります。追走BEST8、1ブロック目は「jackgtr34」vs「Courtney1203」。サドンデス後のjackgtr34先行時にCourtneyが後ろからプッシング。7:3という不利な状況で入れ替え、Courtneyが先行時に芝を踏んでスピンという結果。勝ち上がったのはjackgtr34。FORD GTであれば振り出しは間隔空けておいても2コーナーで追い付けるはずですが、そこは間隔を離さずに観客を楽しませてくれようとしたCourtneyはグッジョブです。

 

2ブロック目は「orangethree4869」vs「SILVX180」。1本目orangethreeを押し出すかたちでSILVX180がオーバーテイクし、当然7:3でorangethreeに。しかし入れ替えて2本目、orangethreeがビタビタで進入、その結果先ほどと全く同じかたちでSILVをプッシング。しかし2コーナーから先で若干差が広がり7.5:2.5でSILVが逆転勝利。正直サドンに行きたいところでした。普通は1本目で7:3取ってたら先行との間隔離して確実に勝ちを狙いに行きそうなところ、常に全力の精神を見せていただきました。

3ブロック目「TeamPerformer」vs「burazel」。burazelのGT-R R33は当然四駆。四駆は手前から振り出さずにコーナー直前で角度付けてアクセル踏みっぱというスタイルが一般的でしょう。これに対してPerformerは出場者の中でも1~2位を争うくらい飛距離が長く、かなり手前からの振り出し。そんな進入スタイルのズレによってburazel後追時に先行するPerformerをハードプッシュ、勝負決定となりました。筑波の様な加速からの振り出しとは違って、最高速からの合わせでは駆動方式の違いが顕著に現れますね。

4ブロック目「KuroNeko-Coffee」vs「kagi-shonma_3」。黒猫珈琲と言えばやっぱりこの紅いF40。その黒猫珈琲先行時にkagi-shonma_3がインカットして大きなミス。鈴鹿の1コーナーは団体ドリフトをする時の様に大きく卍を書きながら進入すると合わせ易いのですが、一発進入&コンフォートソフトでは相手のイン側に巻き込んでしまうとそこからアウトに飛ばす修正が出来ない。しかしながら単走でも追走でも鮮烈なデビューを飾ったkagi-shonma_3さん、是非次戦も出場いただると嬉しいです。

追走リポート/BEST4

BEST4 1組目は「jackgtr34」vs「SILVX180」。久し振りに激熱の追走が出来ました。1本目では決着付かずにサドンデス突入…その1本目は先行のjackgtr34に対してSILVX180が進入で食い込み、7:3のアドバンテージ。自身では会心の出来だとニヤニヤが止まりません。ψ(○ `∇´ ○)ψイヒヒヒ

2本目、どうだお主の実力を見せてもらおうじゃないか…とアドバンテージ取って少し有利な立場からの先行。1コーナー飛び込んだ後バックミラーをチラッ「何っ!?」いない、と正面視点に戻ると右側に白い物体が…「居るのか?そこにっ!!」え~と、下手な茶番スミマセンm(__)m

自分の時以上にjackが進入からビタビタで食い込んで来ておりました。その証拠に上の写真、これ220km/hから同時振りしてぶつかってないんです。これに二人とも満足したのかサドンデス2回目では両者ミスして結局SILVX180が勝ち上がり。

 

BEST4 2組目は「TeamPerformer」vs「KuroNeko-Coffee」。黒猫珈琲が至近距離から振り出してPerformerをプッシュ、自身はその反動でイン側に巻き込んで戻ってしまった。しかしこれ程までの激しい接触にも関わらず、Performerは何事も無かったかのようにリカバリー。なんという鉄壁のガード。

追走リポート/決勝

さて決勝戦は「TeamPerformer」vs「SILVX180」。1本目では決まらず、またもやサドンデス突入。その1本目、TeamPerformerが後追いでなんとダウンフォース最大の430 Scuderiaに対してM5で食い込みを見せる。入れ替えてSILVX180後追い時が上の写真、進入ではかなり接近するもクリップ付近で戻りM5に合わせきれずに戻り。負けたかもと思ったが、リスナーさん達のワンモアCALLに助けられ、サドンデス2本目に。

 

サドンデス2本目、だんだん相手の手の内が分かってきた…というよりもお互い追走を楽しみたいという気持ちで走っていたに違いないが、だんだん相手の振り出し位置やラインが把握出来てきたのか大きなミス無くここでも決着つかず。

サドンデス3本目、もうお腹一杯です。集中力続かん…と思ったら、Performer先行時振り出したと思った瞬間目の前から消えたっ!どうやら逆スピンをしたらしい。こちらから当てた感触は無かったが、如何せん高速進入なので相手側での自分の車の動きはわからない。第4戦に続いてまたもや運に助けられた本戦だったがなんとか優勝することができました。さぁこれでTeamPeformerが独走と思われたシリーズチャンピオンの行方がわからなくなってきました。

written by SILVX180

以上